「カホコの奮闘する姿、カラ回りする姿。あーあ。」

ドラマ「過保護のカホコ」は、連ドラから全て見ていて、大人になりかけの女性(高畑充希)と、子離れできない良くできた主婦(黒木瞳)、の戦いのドラマとして、楽しく見ていました。

 

高畑充希さんは、カホコをすごく上手く3次元化していて、「カホコは実在」すると感じながらドラマを見ていたものです。

 

それくらい私個人はカホコを自然に見られました。

 

竹内涼真さんは、孤児院育ちの孤独な、虚勢を張っている自由人「初」を上手く演じ、カホコとのコントラストは見事でした。

 

この過保護と、孤独な自由人が、一緒に家庭に入った場合、どうなるものかと思っていましたが、カホコには、亡くなったばあばとの約束という、大きな重荷があり、主婦初心者のカホコには、とにかく走り回るしかない、という日々が待っていました。

 

先日放送されたスペシャルドラマは、カホコ達が結婚して1年後の姿が描かれています。

 

ドラマ冒頭から、カホコの絶叫と、走り回る姿が映し出されます。

 

就職先である「カホコハウス」は経営難。

ドラマ

自宅の家事には手が回らず、それでもカホコは、仕事も家事も夫の応援も、全部立派にやり遂げようとするのです。

 

そのため、新婚なのに、忙しすぎて、ベイビーのことを考えている暇もありません。

 

カホコの良いところは、家族の幸せを信じて、家族の幸せのために突っ走るところで、不器用なカホコには、全力疾走しか方法がわからない。

 

それなのに、経営が危ない「カホコハウス」の子供たちも幸せにしたい、お父さん・お母さんの離婚なんて絶対反対、夫の画の才能も誰よりも信じていて立派な画家になってほしいと願う。

 

とても純粋で、正しくて、欲張りなカホコ。

 

どうにもならない、そんな時、ふと助けてくれるのが、竹内涼真さん演じる初です。

 

このスペシャルドラマで初は、どたばたのカホコを受け入れる夫、あるいは、カホコの思いに引っ張られて、忙しい中さらに奮闘する夫、という立ち位置が多く、「竹内涼真」の無駄遣いに見えなくもありませんでしたが、初がバイトに励み、画に励み、カホコを見守っているから、カホコの新婚家庭は回っているわけで、初(竹内涼真)は、出番こそ少ないですが、「過保護のカホコ」の大切なキーマンであることに違いはなかったですね。

 

ドラマ終盤、カホコは双子の親となり、さらに鍛えられ、「カホコハウス」も、カホコの家庭も、今までに輪をかけて、家族総動員で回り始め、これから、カホコがどんな母親になるか? 初の画は認められる日が来るのか? 私は、カホコ家族に興味は尽きません。

 

ストーリーに準じたお話しはここまでとして、 高畑充希さんも、竹内涼真さんも、こんな、コメディと社会問題をごった煮にしたような、難しいドラマで、クセの強いキャラクターを具体化し、他にない「カホコ」と「初」を表現しきったのだから、もっと世の中から称賛されていいと思うんですよね。

 

俳優さんが、極端なキャラクターを演じるということは、ものすごいギャンブルで、認められて褒められればラッキーですが、あとで、何をやっても同じに見えるからつまんないと言われたら、最悪です。

 

恐いことなんです。

 

「過保護のカホコ」は面白い。

 

理由は、主役の2人がすごいからです。

 

もっと、高畑充希さんと、竹内涼真さんを、評価して、お2人の今後の活躍を楽しみにしましょう。